2014.10.14
◆◇ 三重県総合文化センター開館20周年記念講演会に参加しました ◇◆
平成26年10月10日に三重県総合文化センターで「開館20周年記念講演会&シンポジウム」が開催されました。
基調講演は、前文化庁長官近藤誠一さんによる「地方の文化振興に必要な視点」でした。
関心のあるのは、文化芸術の創造性を活かして産業振興や地域活性化に取り組んでいる自治体(文化芸術創造都市「クリエイティブ・シティ」)の活動とその経済成果
- 平成19~24年度受賞都市
http://www.bunka.go.jp/ima/souzou_toshi/choukan_hyosyo.html
- 平成25年度受賞都市
文化・芸術は、心を豊かにし、生活にゆとりや活気をもたらすとともに、郷土への誇りや愛着を深めるよりどころになるものです。
また、文化・芸術に対する投資や支出は、新たな需要や雇用の創出につながるなど、経済を量的にも質的にも発展させ、社会を活性化させる重要な基盤でもあります。
その意味では、自然・社会・経済とともに、文化は人間が生活し、活動していく上で重要な要素であり、土地利用においても、土地基本法第3条で「土地は、その所在する地域の自然的、社会的、経済的及び文化的諸条件に応じて適正に利用されるものとする。」と規定しているほどです。
弊社は、三重県総合文化センターの一般協賛会員として、センターの活動や事業を応援しています。
http://www3.center-mie.or.jp/center/co-sponsor/main.html
ちなみに、三重県総合文化センターの施設利用者数は年間約100万人(施設の利用率約80%)です。この数字は、県内一の地価上昇地点である伊勢の「おかげ横丁」の約1/4です。
センターの利用者って、意外と多いと思いませんか?
公共施設だからあまり注目されませんが、センターのある三重県を代表する「文化交流ゾーン」の地価水準は結構高いかも?(鈴木)